途方もない

考えたことについて書くブログ

出産直前日誌:「うわああああっ」てなったとき、本当に夫が近くにいてくれて良かったと思った

もうすぐ出産で、予定日まで残すところ3日になった。
初産なせいもあるのか、どうやら予定日よりは後になりそうな雰囲気だけれど、お産というのは急展開もあり得るようなので落ち着かない。
いや、落ち着いているふうに見えるくらいには落ち着こうとがんばっていると言おうか。正直言って落ち着かない。昨日の夜は夫にヘンなことをいってしまったりして良くなかった。落ち着いてない人がいかにも落ち着いている感じを装って何か言ってくるのってそういえばわたしもイヤかも。ごめん夫。

ところで、つい先日、うちにはめずらしく深夜ドライブをした。わたしは車の運転が苦手だ。夫は早朝から仕事をしているため、夕御飯を食べたらまもなく寝るモードに入る。深夜に外出することなどほぼ無い。睡眠が好きなのでわたしもつられてかなり早めに床についてしまう。

臨月くらいお腹が大きくなると割と常に息が上がり、寝返りをうつのもしんどくなってくる。寝返りをうつとき一度仰向けになるが、胎児の居場所によってはこれは石が乗ってるのかと思うほど重たい。苦しい。
その夜は重いお腹に加え、ときどきあるつわりのような気持ち悪さ。さらに加えてホルモン関係の奴のしわざっぽいイライラ、焦り。眠れないどころかじっとにしていられない。叫びたい。
横にいる夫の眠りをなるべくなら阻害しないように気をつけているが、この日はちょっとできなかった。夫を起こす。私「ねえねえ」 夫「むにゃむにゃどうした」 私「・・・つらい」 夫「大変だねぇ~」もうすこしましな日ならここまでで止まるのだが。
自分でも何て説明すればわからず「どうにかしてっ!」と言っていた。(どうにかしろと言われてもよくわからないだろうと思うけど・・・)
夫はわたしのイライラや寂しさなどのギリギリな心情をぶつけられると腰が引けるほうではあるが、これはおさまらないと踏むと、あきらめてつき合ってくれるタイプである。夫は「う~~~ん。。」とうなったあと、突然外出できる格好に着替え始めた。すでに夜中1時過ぎ。
「車でどっか行こう」という。
えっいいの。このままじゃ寝れないし、かといって動けない程じゃないので乗っけてくれるなら行くか・・・と思ってついて行った。

たいしたところに行ったわけではない。深夜までやっていた近所の安売り量販店。いつもは昼間に行く、わたしの好きな大きな池のある公園。
それでも、こんな真夜中でも人が動いていること、こんど買おうと思っていた他店よりかなり安い食器洗剤の詰め替えボトルを買えたこと、夜の空気が冷たくて気持ちよかったこと、池の鯉が水しぶきを上げるほど元気だったこと、雨あがりの木が緑の匂いを強くはなっていたこと、びっくりするほど道が空いていることなど、いつもと違うドライブでだいぶ体がスーッと冷静になってきた。

小一時間のドライブで、帰りにコンビニに寄って最近ずっと我慢していたエスプレッソコーヒーと一口タイプのビターチョコを買って帰った。久々に濃いめのカフェインを摂りつつ寝室の黄色い灯りで小説を少し読み、すっかり落ち着いたので電気を消して寝た。カフェインは目を覚ますのかと思っていたけれど速やかに眠ることが出来た。

妊娠中は「うわあああああっ」と叫びたくなるくらいしんどいときがある。そういうとき余り心配せず、体調にあわせた気分転換をさせてくれた夫、ありがとう。
こういうのは妊娠中に限らないかもしれない。生きてると時々ある。そういうときにわたしも夫にこういうことができたらいいのだけど。

予定日過ぎても産まれないようなら、またもう少しこういう話を書くかも。