途方もない

考えたことについて書くブログ

出産前に感じたことは意外なことだらけ

ブログ更新の間が空いてしまった。
最近体が重くて思うように体が動かない。もうすぐ出産である。
臨月に入って2週間経ち、健診もずっと順調なので日常生活で禁止されていることもなく、余裕で高齢出産なのだが、特にこれと言った影響はみられず(疲れやすいとかはあるかも)。
切迫流産だとかつわりが出産まで続くとか便秘どころか痔になるとか足が象のようにむくむとか様々なトラブルがあるらしいけれども、わたしはそういうことは何もない。つらいと思ったら寝る、休む、だらける、無理しない、をここ数ヶ月心がけて(?)いたおかげかも知れないけど、胎児も十分な大きさに育ってくれている。
一般に妊娠中の夫婦は、出産前に2人で旅行や外食などしておきたい人が多いらしい。でもうちの場合高齢出産であるかわりに結婚生活8年の夫とはしておきたいこともこれといってない。せいぜい体をほぐすため日帰り温泉。カフェにいったりアイスを食べに行ったりDVD観たりする程度だ。むしろ水族館、いちご狩りなどのはっきりとしたレジャーや旅行はこどもを連れて行ける時にとっておきたいと思う。

今はもうすでに正産期(正期産ともいうらしいけどよくわからない)に入った。正産期とは出産予定日の前後2週間の計1ヶ月の間を指すと知った。意味合いとしては「もう生まれて良し」ということだ。臨月は予定日の1ヶ月前からの月を指すので、その差2週間でだいたい胎児としての最後の成長をとげるらしい。細かいことはよくわからないけど体温調節などの機能が充実するとか・・・なんだか良くできてるねー。
振り返れば妊娠初期のときに、もう手足や指、顔パーツや心臓だとかの内臓、体じゅうがひと揃いしたエコーの映像などを見て、赤子の製作工程というか、そういうのって上手くできてるんだなあと感心してたりしたんだけど。

胎動は人によって様々らしく、おとなしい子もいれば痛いほど激しく蹴る子もあるらしい。わたしの場合臨月に入ったときも、胎動はそこまで激しくなかった。妊娠4ヶ月の終わりくらいにお腹の中にまるで金魚がいるような感じがした。縁日の金魚すくいでもらってくる、ビニールに水と金魚が入っている、ちょうどあれのようなもの。金魚が動ので水が動くのを感じるようなかすかな胎動から始まった。そのあと中期(5ヶ月あたり)から毎日軽く蹴られるようになり、後期(8ヶ月あたり)からはぐい~っ、と押されるような胎動が多かった。時々骨盤をぐりぐりしたりもするが基本的には子宮を押し広げるような胎動が多い。痛い!というのは1日1回あるかないかで、胎動もつらいほうではない。
しかしホルモンバランスの作用なのか、妙にイライラしたり吐き気がしたり息があがったり、不安定気味なことはよくある。夜中に胎児が成長するのか、胃とか膀胱とかが押されて眠れず、うう、と唸っているときが一番つらい。近くにいる夫も大変だろうなと思う。
初めての出産なのでうれしい一方で、持って生まれた体のしくみや性別によるホルモンの作用で体が変化することがこんなにあるのか、と驚くことがしばしば。

こどもがお腹のなかにいるというのはいまだに不思議でこそばゆい。どこからどこまでがわたしでどこからがあなた(こども)なのだろうか。へその緒とか胎盤とか、あるんだろうけど自覚できないのでよくわからない。
そういうことではなくあくまで雰囲気レベルの話なのだが、好きな音楽を聞いたり春のあったかい空気の中の散歩気持ちいい、みたいな気分をこどもと共有している(ような気になる)などこどもと自分とが一緒くたの存在に思える時もあれば、自分が寝たいのに胎動とかこどもの熱エネルギーのようなもので眠れないときや、自分が食べたいのに胃を押してきて気持ち悪くなってしまうときなどもあり、気が合わないわー、というときもある。
でもとにかく、大きくなっていくとはいえいちおう限られた容積の体内で今のところは上手く折り合いながら生活している、という状態であるらしい。折り合いがつかなくなったときに、こどもは産まれようとし、わたしは出そうとするのではないだろうか。
で、最近いきなり、産んじゃうのさみしい、と思った。えっ?
おいおい、何を考え出すんだ。自分で自分にびっくりしながらも今はこどもとの距離が一番近いわけで、出産したら切り離される。育つにつれてどんどん離れていくんだなあと想像したからだ。これもまたホルモンの奴の仕業なのか、そのまま気持ちが盛り上がってしまい、出産ってお別れなんだわー!と、ばかみたいにどんどんさみしくなった。

そのへんな気持ちも数日で落ち着いたけれど。

これを書いてる今は、入院準備の鞄に物を詰めたりして(8ヶ月くらいからやってるけどなかなか完成しない)さて、何時産まれるかなーと幾分そわそわしている。
でも、出産したらそこからこどもは別個体として存在し、名前を決められるということはわたしの一部ではなく社会的な存在でもあるということだ。今は胎児ネームで呼んでいるので正式な名前は産まれてからつける。そういう意味でもまだまだ自分の一部として考えているということになる。名前はできれば夫につけてもらいたくて候補を出してもらっている段階。

最近の生活は、順調とは言ってもあちこち痛いし眠いし足の爪は自分で切れないし。仕事は立ち仕事なのもあって中期から毎日お休みをいただいているので毎日がお休みである。だから最低限毎日のごはんはちゃんと作ろうと思って、野菜、魚、肉、豆腐などバランスよくしっかりした献立にしている。つらくて時々作れないときもあるし、作れてもすぐにお腹が張るので時々座って休み休みの家事だ。産後は夫に頑張ってもらう都合もあって今は出来る限りしておきたい。子供が生まれる前にと思って収納をつくりなおしたりもしたけど、もう大まかなことはあまり出来ないのであとは細々としたことをしながら過ごすつもり。
手縫いでチクチクやるのが好きなので、こどもの最初に着る肌着、肌触りの良いものを作ってやろうと思って作業を進めている。

こんな感じで、出産前の話は、書けたらまた書こうかなと思います。